バリキャリ女性の実態 ①綺麗に美しく、なんて出来るか!
正直、私をはじめ周りのバリキャリ族の「身だしなみはひどかった」。
だってね、お金はあるのさ。
だからスーツとかはいいもん着てるよ。
アクセサリーもそれなりの高価なものを見につけてるのよ。
かばんだって、靴だって。
電車の中で背筋伸ばして立ってると、あースーツばっちり決まってるなー、
一応「デキル女」っぽく見えてるなー、
なーんて電車の窓に映る姿を見てうふふ♡となるのよ。
朝はね。
ただ、出社すると一気に仕事モード。
もう女の殻を横に置いといて、男スーツを装着する感じ。
余裕のある部署ならともかく、私はかなり殺人的に忙しい部署にいたので、
その時は本当に朝からランチタイムまでデスクで戦闘モード。
顧客と電話しながら周りを見ると、事務職のお姉さま達がお化粧直しに席を立ったり、
お茶を汲みに行ったりしてるのを見て、余裕あるなー優雅だなーって思ってた。
ランチタイムも同僚の男性陣と行くことがほとんど。
仕事の話、週末ゴルフの話、他部署の話とかして、ごはんをガーって胃にかき込んで。
30分もしないうちに席に戻る。
もう一緒につまようじ使いそうになったわ。
完全に男スーツ装着中。
もちろん、新人バリキャリとか若手になると、まだ余裕があって、
髪の毛もきれいにしたり、お昼にはお化粧直しして戻ってきたり、
まだまだ女だね!いいね!ってなるのさ。
ところがそんな可愛こちゃんも、何年か経って仕事を任され始めると、
化粧直しの時間なんてないですよ!
この前なんて大事なプレゼンがあって生理ナプキン変えられず、下はドボドボでした!
ネイル剝れてもメンテできませんし、大好きだったネイルもう諦めました!
なーんて言ってるんだよね。分かるよ、分かるよ、その状況。
一方で事務職のキレイな方々は、そろそろ結婚でもしようかしらーん、
って、キレイに着飾って、いい匂い漂わせてお仕事されてるのよね。
お金も増えてきたし、エステも行くわーん、脱毛するわーん、みたいな。
う、うらやましいぜ。女に産まれたからにはキレイでいたいぜ。。。
よくそう思ってたなーー。
そうしてバリキャリ族は学生時代のままの化粧を変わらず何年もそのまま、
(化粧の研究とかする時間なんてなーい。仕事だ残業だ接待だーーー!)
ストッキングが破れてても少しくらいならオッケー!と許容範囲が広くなって、
(ストッキング買いに行く時間なーい。デスクのストックもなくなったー!)
朝家を出てから、夜家に帰るまで化粧直しは一度もせずに終わって、
(トイレに行っても鏡見る余裕もなく席にもどーる!)
ほんとにもう、今や男性の方がもう少し身だしなみに気を使ってるぞ!
と自分で自分にツッコみたくなること多々。
先輩バリキャリは、
「私は化粧しないことにしたよ。そうすると時間ロスないよ!おすすめ!」
って言ってた・・・。
「女はいつくになっても美しくありたい。身だしなみは最低限」
思うんですが、分かっちゃいるんですが。
でも仕事は待ってくれないんです。化粧しない、髪も短い、ストッキングも穿かない男性と同じだけのペースで仕事をするには、
同じように、化粧がはがれても気にしない、髪振り乱れててもお構いなし、多少のストッキングの伝線なんて気にしない、まさに、男スーツを装着しないと無理なんじゃーー!むきーー!
私の考えでは、5年目くらいまではバリキャリも美しい。
ちゃんと身だしなみに気を使ってる。
そして、6年目以降になると事務職女性と明らかに差が出て来る。
「身だしなみに気を使ってなんからんねーよオーラ」が少なからず発されている。
あれ?アイメーク手抜くことにしたのね。って分かる。
でも、仕事がんばってるってことだから。
「あいつ女なのにもっと気を使えよー」と突っ込まずに、
「同じ女性としてちょっとやばくなーい?」なんて心で唱えずに、
「男スーツ装着してバリキャリがんばってるな」って思ってね。
あたたかーい目で見てね。